ネットショップを副業で始めた際に、お小遣いを稼ぎたいと軽い気持ちで始めた人からすると
在庫を抱えるというリスクを背負うのはなかなか勇気がいるものです。
では、在庫を抱えずに販売することはできないのでしょうか?
答えはできます!
在庫を抱えずに、メーカーから直接配送してもらう販売方法をドロップシッピングと言います。
ドロップシッピング(Drop Shipping)とはインターネット上における商品の広告または販売の一形態で、商品等をウェブサイトの閲覧者が購入した場合に商品の発送(場合によっては請求も含む)を販売したウェブサイトの提供者や広告者ではなく製造元や卸元が直接行う取引方法の名称である。引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ドロップシッピング
この販売方法を活用することで、ネットショップを副業で行い、お小遣い稼ぎをしたい方も
手軽に商品点数を増やしていくことが可能です。
ドロップシッピングのメリット・デメリット
一見、ドロップシッピングはいいことだらけのような印象を受けますが、デメリットもいくつか
存在します。
ここでは、メリット・デメリットに分けて要点を見ていきましょう!
【ドロップシッピングのメリット】
・在庫を抱えなくてよい!
・顧客対応も任せてしまうことも可能
・商品数を増やしやすい!
・配送もメーカーにお願いできる
【ドロップシッピングのデメリット】
・利益率が通常の仕入に比べて悪い
・商品を実際に手に取って見ていないため、ページの内容が薄くなりがち
・顧客対応や配送等リピート施策になりうるフローを外部に委託することで顧客の声を
キャッチしづらい。
・ドロップシッピングで販売できる商品=販売しやすい=競合多い=価格競争に
ドロップシッピングで販売できる商品を探すには・・・
ネットショップでドロップシッピングを活用して販売する商品を探すためには、いくつかの方法があります。
簡単な方法から難しい方法まで、様々ありますが目的に合わせて手法を選ぶようにしましょう。
また、簡単な方法であればあるほど、参入しやすいという理由から競合が多く価格比較になりやすいという
こともあらかじめ理解しておく必要があります。
初級:ドロップシッピングで扱える商品をネットで探す
一番簡単にドロップシッピングで扱える商品を探すにはインターネットを使うのがベターです。
ネットで簡単に仕入れることができるため、時間をかけずに簡単に取り扱うことができます。
使いやすい仕入サイト
・NETSEA(ネッシー)
NETSEAを活用すると法人でなくても簡単に仕入れることができます。
また、仕入れるロット数も1個から販売してくれるケースが多く、とても使いやすいのが特徴です。
ネットショップの商品をNETSEAで仕入れる人はとても多いので、販売方法に工夫が必要です。
ここで覚えておきたいのは、NETSEAで掲載されているすべての商品がネットショップで
ドロップシッピングで切る商品ではないということです。
ドロップシッピングで販売できる商品一覧はこちらから確認できます。
・通販素材
通販素材は、ドロップシッピング専用の仕入サイトです。
取り扱い商品数はNETSEAに比べると劣りますが、ドロップシッピング専用という安心感があります。
R-ダイレクトもネットショップ専門のドロップシッピング専用仕入サイトです。
R-ダイレクトの特徴は掛け売り等にも対応していて、運営者が困るであろうキャッシュフローの部分で
とても融通が効きます。
中級:ドロップシッピングで扱える商品を展示会で探す
仕入サイトを使う手法に比べ、何度はぐっとあがりますが、展示会に参加して実際に
業者の方と話して交渉するという手法です。
一見、とても難しく聞こえますが、実はメーカーも販売方法には困っており意外と
しっかり対応してくれるケースが高いのが事実です。
ここで、注意しておきたいことは、
「ネットショップで商品を販売したいということ」
「ドロップシッピングで販売したいということ」
「配送等も任せた場合の仕入値」
をしっかり聞くようにするということです。
展示会情報サイト
・ジェトロ
展示会情報といえば、ジェトロです。
このサイトを見ておけば、日本国内、海外の展示会情報のほとんどを収集することができます。
展示会内容等で検索できるため、自分が取り扱いたい商材関連の展示会に絞って
情報収集することができます。
上級:ドロップシッピングで扱える商品を営業で探す
営業で商品を探す方法は、誰でもできるものではなく、難易度もとても高いですが仕入れることが
できれば、売れる可能性が一番高いです。
電話問い合わせ、メール問い合わせが一般的ですが、ドロップシッピングでの販売を嫌われるケースが
多く副業でお小遣い稼ぎを目的とする場合、少しハードルが高いでしょう。
また、人脈やコネクションを活用して行うことが一般的になるので、万が一人脈に自信があったり
心当たりがある人がいれば一度聞いてみる事をオススメします。
まとめ
ネットショップでお小遣い稼ぎをする際に活用したいドロップシッピングについてご紹介してきました。
在庫リスクがないという大きなメリットの反面、なかなか売りづらいというデメリットも理解した上で
挑戦してみていただきたいです。
情報サイトを見ると、ドロップシッピングで月●万円稼ぐといった夢物語ばかり書いているのを
目にしますが、特徴ややり方をしっかり理解しなければ、赤字経営で終わってしまいます。
本記事が成功ノウハウの1つとして活用いただけたら幸いです。
ネットショップの開業から売上アップを目指す方へ
記事をご覧いただきありがとうございます。
今後もネットショップの運営者の方々に向けて有益な情報を配信してまいります!