ネットショップの売上を上げるリスティング広告のマッチタイプの使い方

ネットショップの売上を上げるリスティング広告のマッチタイプの使い方

リスティング広告チューニング

ネットショップの集客の基礎とも言えるリスティング広告。

サイトリンク設定オプションコールアウト表示オプション等の広告表示

オプション機能を活用してクリック率を上げることも大切ですが、

そもそも意図したユーザーに広告を出すことがしっかりできているか把握していますか?

 

リスティング広告のキーワードを登録するときに、リーチするキーワードの拡張性に応じて

4つのキーワード登録方法(マッチタイプ)があります。

 

このマッチタイプ1つで費用対効果は大きく変わり、予算のかけ方によって何倍も

成果が良くなるケースもたくさんあるのです。

 

ネットショップで活用すべきリスティング広告のマッチタイプ

前述でお伝えした通り、リスティング広告にはキーワードの登録方法として

大きく4つのマッチタイプが存在します。

 

リスティング広告を実施する目的と予算感によって出稿の形態は大きく変わりますが、

中小企業のネットショップにオススメしたいキーワードのマッチタイプの

使い分けをご紹介していきます。

 

一番広くリーチすることができる部分一致

登録できるマッチタイプの中で、一番広く出稿されるのが「部分一致」という

マッチタイプになります。

 

この部分一致を使うとTシャツと登録した場合、

「Tシャツ 通販」や「Tシャツ 格安」等Tシャツを含む複合ワードだけでなく

「ワイシャツ 通販」「ビジネスシャツ」等でも出稿されます。

 

そのため、ネットショップの集客方法という点で考えると、少し広すぎるため

市場調査や認知拡大を目的とする場合以外はあまり強く出すのはオススメしません。

 

部分一致の登録方法

Googleアドワーズの場合、キーワード追加時にキーワードをそのまま

入力するとすべて部分一致の扱いになります。

例:Tシャツの部分一致の場合、Tシャツと入力する。

yahooプロモーション広告の場合、プルダウンで部分一致を選択します。

 

ネットショップに相性良い絞り込み部分一致

通常の部分一致より拡張性に制限をかける形で、入力したキーワードに

近い範囲で拡張できるマッチタイプが「絞り込み部分一致」です。

 

この絞り込み部分一致を使ってTシャツと登録した場合、

「Tシャツ 通販」や「Tシャツ 格安」等Tシャツを含むワードだけが

出稿されます。

 

対策したいキーワードを補いながら、よりロングテールのキーワードや

対策できていないキーワードの掘り起こしに活用できます。

 

絞り込み部分一致の登録方法

Googleアドワーズの場合、キーワード追加時にキーワードの前に

「+」を入力するとすべて絞り込み部分一致の扱いになります。

例:Tシャツの絞り込み部分一致の場合、+Tシャツと入力する。

yahooプロモーション広告の場合、プルダウンで部分一致を選択し

キーワード登録時に「+」を入力する。

 

広告費を効果的に使えるフレーズ一致

あまり聞き慣れない方も多いマッチタイプに「フレーズ一致」というものが

あります。

 

人それぞれに見解や考え方はありますが、私個人的にはこのフレーズ一致が

ネットショプの集客と相性が良いと思います。

 

このフレーズ一致を使って「Tシャツ 通販」と登録した場合、

「Tシャツ 通販 激安」や「東京 Tシャツ 通販」等「Tシャツ 通販」を登録した通りの

順序で含むワードだけが出稿されます。

※「Tシャツ 激安 通販」は出稿されません。

 

フレーズ一致の登録方法

Googleアドワーズの場合、キーワード追加時にキーワードの前後に

「”」を入力するとすべてフレーズ一致の扱いになります。

例:「Tシャツ 通販」のフレーズ一致の場合、”Tシャツ 通販”と入力する。

yahooプロモーション広告の場合、プルダウンでフレーズ一致を選択する。

 

成果の良いキーワードは一本釣り!完全一致

登録したキーワード以外広告が出ないマッチタイプを「完全一致」と

いいます。

 

一番最初から完全一致だけで登録してしまうと新規キーワード等の発掘ができませんが

部分一致やフレーズ一致で成果が良いキーワードの検索クエリを活用して

完全一致で登録しなおすことを繰り返すことで、アカウントの質をどんどん

上げていく事に繋がります!

 

この完全一致を使って「Tシャツ 通販」と登録した場合、

「Tシャツ 通販 」以外では広告は出稿されません。

 

完全一致の登録方法

Googleアドワーズの場合、登録したキーワードを[]で括って

入力するとすべて完全一致の扱いになります。

例:「Tシャツ 通販」の完全一致の場合、[Tシャツ 通販]と入力する。

yahooプロモーション広告の場合、プルダウンで完全一致を選択する。

 

ネットショップに使えるマッチタイプまとめ

上記4つの中でネットショップの集客としてリスティング広告を行う中で

ぜひ活用したいのは、「完全一致」と「フレーズ一致」です。

 

個人的には、部分一致以外は全部活用して欲しいところなのですが、あまり広告予算がない中で

成果を出しやすくするテクニックとしては「完全一致」と「フレーズ一致」を

まずしっかり使ってみることをオススメします!

ネットショップの開業から売上アップを目指す方へ

記事をご覧いただきありがとうございます。

今後もネットショップの運営者の方々に向けて有益な情報を配信してまいります!

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