ネットショップの集客の１つであるリスティング広告ですが、皆さんは
どの程度予算をご使用されていますか？
キーワードはどういったものを登録していますか？
広告の品質を意識したアカウント構成になっていますか？
ネットショップのコンサルティングを行っていると、いろんな店長さんに
上記のような質問をすることがあります。
予算やキーワード、広告の品質、マッチタイプ等目を向ける修正箇所は
多々あるのですが、一番最初に気にする点があります。
それは、、、
指名キーワード（店名、または自社ブランド名）の出稿の有無です。
多くに店長さんは
「SEOで1位だから問題ない」
「指名ワードで売れるのは当然だから必要ない」
「指名ワードで売れるのは当然だ」
といった理由から出稿していないケースが多くあります。
しかし、私が導いた結論は、
指名キーワードは出稿すべきです。
理由は様々ありますので、指名キーワードがもたらす効果について
見ていきましょう！
リスティング広告で指名キーワードを出稿する効果
前述でお伝えした通り、私の意見としてはよほどの理由がない限り
指名キーワードでの出稿はすべきだと考えています。
ほとんどの店長さんが考えている「指名キーワードでは既に
お客さんを獲得できている」という考え方に落とし穴があることが
ありますので、今一度見直す機会を作ってみてください 。
私が指名キーワードでリスティング広告を出稿した方が良いと思う理由は
以下になります。
１：検索結果の画面の占有率を確保することができる
これは、Googleで「ユニクロ」と検索したときの検索結果です。
SEOで独占しているのも関わらず、広告枠に指名キーワードによる広告を
出稿しています。
この場合、検索結果のファーストビューがユニクロ本店サイトで独占することができ
お客さんの来訪を最大化することができます。
また、広告のオプション機能である「サイトリンク表示オプション」や
「コールアウト表示オプション」を実装することで月々のキャンペーンや
施策をユーザーに効果的に伝えることができます。
２：「公式」という魔法の言葉で安心感アップ
同じくGoogleで「ナイキ」と検索したときの検索結果です。
広告タイトルに注目していただきたいのですが、「ナイキ公式」というワードを
含ませて安心感の正規であるということを適切に訴求しています。
ネット販売が普及する現代では悲しい事に偽物の商品を販売する業者も
いるのが現実です。
指名キーワードで検索したユーザーに安心して買ってもらうための
配慮として公式というワードを使った広告文で接客をすることで
クリック率、全治の購入件数の底上げにつながります。
３：ゆらぎ言葉を徹底カバーする
ゆらぎ言葉というのは、ブランド名、店名の誤字、脱字を指します。
全世界に名の知れている超有名企業様等であれば、Googleが予測変換機能を
駆使して問題なくお店ページへ誘導してくれますが、ネットショップ単体で
事業を行っている中小企業様や個人事業主の場合、そうもいきません。
本来来るはずだったユーザーが誤字によって他社に流れるなんていうもったいない
損失を生まないためにも指名キーワードでの出稿をは行っていただくことを
オススメします。
まとめ
リスティング広告は無料で出稿できるものではないので、
少しでも無駄を省きたいという気持ちが湧くのは当然だと思います。
しかし、前述でお話した３つの点を踏まえて指名キーワードへのチャレンジも
ぜひ行っていただくとよいかと思います。
また、実際に自然検索結果だけよりも以下のような効果が見込めるという統計も出ているそうです。
- 自然検索のみで表示された場合よりも、自然検索+検索連動型広告に同時表示された方が「好感（+16%）」「概要理解（+14%）」「購入意向（+3%）」が高まるという調査結果がある
【参考】Inside AdWords-Japan：「検索連動型広告のブランドへの影響評価」引用：http://dmlab.jp/listing/plan/plan06.html
指名キーワードは競合性も低く、安価なクリック単価で出稿できるはず
なので、さらなる売上アップを見据えてぜひ着手してみましょう！
ネットショップの開業から売上アップを目指す方へ
記事をご覧いただきありがとうございます。
今後もネットショップの運営者の方々に向けて有益な情報を配信してまいります！
