ネットショップのSEO対策で必ずやっておきたいURLの正規化とは

ネットショップのSEO対策で必ずやっておきたいURLの正規化とは

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ネットショップで集客するなら、リスティング広告でしょ?と

広告ばかりを集客基盤にしたがるコンサルティング会社や

広告代理店が多くなってきている昨今ですが、

私は、お店ページの力であるSEOもとても大切だと考えています。

 

取り扱い商材によってはSEOで上位表示がかなり難しいキーワードも

ありますが、やはり自然検索で上位表示されるネットショップは

信頼性とブランドイメージが強い印象を受けます。

 

SEO対策と一言といっても施策内容は数多く存在しますが、

ネットリテラシーが高いにも関わらず、意外とできていない施策として

【URLの正規化】があります。

 

見落としがちなSEO対策、URLの正規化とは・・・

 

URLの正規化と聞くと、少し難しく聞こえますが簡単に言ってしまうと

ページ内のコンテンツの内容が同一であるにもかかわらず、URLがそれぞれで

存在する状況を指し、その状態に対して、オリジナルのURLは

こちらですよ!という形で明示する形を言います。

 

URLの正規化を実施することで、検索エンジンに対して

適切にクロールの指示ができるので、SEO効果を分散することなく

特定のページに与える事が可能になります。

 

よくあるURLが重複してしまう例

1)「WWWあり・なし」


 

wwwなし= http://echikaku.com/

wwwあり= http://www.echikaku.com/


 

ネットショップのURLに対して、WWWあり・なしを

しっかり指定できていないとURLが重複してしまうことがあります。

 

2)「index.html(.php)あり・なし」


 

・http://echikaku.com/index.html
・http://echikaku.com/


 

上記のような形で、ドメインの後ろに「index.html」というファイルを指定

しているが、両方ともトップページを指定しているケースも多く存在します。

 

ASPサービスを利用してネットショプを開店している場合、

テンプレートであるが故に上記のような同一コンテンツのURLが生成されて

しまうことがあるので、確認が必要です。

 

なんでURLの正規化をするとSEO対策になるのか!?

前述でお話した検索エンジンに「オリジナルのURLはこちらですよ!」という形で

明示することがSEO対策になるのでしょうか?

 

実は理由はとてもシンプルです。

 

それは・・・

SEO対策として重要な施策や要素を2つのページではなく1つのページに統一させることで

SEO効果を最大化するためです。

※1つの施策のSEO効果が100としたときに1枚のページであれば、

+100ポイントですが、2枚の同一ページがあったときに+50ポイントずつに

なりますよね!?

 

URLの正規化の方法、やり方とは

URLの正規化を実施する方法は複数ありますが、ここでは

一般的な方法について解説していきます。

 

wwwあり・なしの設定

ネットショップにアクセスする際にURLを直接入力したとき

wwwをありにするかなしにするかの設定をASP(ショッピングカートシステム)会社に

よっては簡単に設定できます。

※ちなみに管理人はショップサーブを使ってましたが、簡単でした。

ショップサーブのwwwあり・なしに関するマニュアルはこちら

 

万が一、カートシステム自体に上記のような仕組みがない場合、

ウェブマスターツール(Search Console)を活用すると実装できます。

手順

「Search Consoleにログイン>右上の歯車マーク>サイトの設定」を選択

ウェブマスターツール利用例

 

index.htmlあり・なしの設定

ネットショップのトップページのURLを○○/index.htmlと表示されている場合、

前述のようなURLの重複が発生している可能性があります。

 

以下方法のいずれかにて、URLの正規化を実施しましょう。

1).htaccessによる記述の追加

もし、レンタルサーバーなどでhtaccessが使用可能であるならば、

下記のように記述してアップロードすると、

常にindex.html無しでアクセスされるようになる。

Options FollowSymLinks
RewriteEngine on
RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.html
RewriteRule ^(.*)index.html$ http://www.example.com/$1 [R=301,L]

引用:http://www.hyperposition.com/

 

2)メタタグを追記してURLを正規化

ネットショップのhttp://○○/index.html のページ(トップページ)の

head内に、カノニカルタグを利用して次のように記述する。

<link rel=”canonical” href=”http://○○.com/” />

引用:http://www.hyperposition.com/

 

まとめ

ここでは、特によく見られる「wwwあり・なし」と「index.htmlあり・なし」に

ついて見ていきました。

 

トップページのSEO効果にも影響を及ぼす大きな要因になりますので

ぜひ着手してみましょう。

ネットショップの開業から売上アップを目指す方へ

記事をご覧いただきありがとうございます。

今後もネットショップの運営者の方々に向けて有益な情報を配信してまいります!

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