ネットショップを開業するからには売上を上げていきたい!
そう思っている方がほとんどなはずですし、そのくらいの意気込みがなければ続けていけないでしょう。
ネットショップの売上を考えていく上で、今後多く出てくるキーワードの1つに「売上の方程式」という
ものがあります。
この「売上の方程式」を理解しておくことで、今後自分のネットショップの課題や問題点を把握しやすく
なりますのでこの機会にぜひ覚えておきましょう。
ネットショップの基礎となる「売上の方程式」とは
「売上の方程式」とは、ネットショップの売上は大きく3つの要素のかけ算で成り立っているという考え方の
総称です。式は以下になります。
「売上」=「訪問数」×「購入率(転換率)」×「客単価」
とてもシンプルで分かりやすい式ではありますが、ここでしっかり把握しておきたいのは各要素がかけ算で
あるということです。かけ算なのでどれかの要素を捨てる、すなわち0の場合、売上は0円になります。
この売上の方程式から分かるように、どれかの要素を突出して上げていくよりも、バランス良く数値を
上げていくことこそが、売上を上げていく最短ルートです。
ネットショップを開業する前に売上の方程式で目標を定めてみよう!
「売上の方程式」を活用することで、自社の目標設定を明確化することができるからこそ、ネットショップを
開業する前に知っておいてもらいたいキーワードになります。
例として、売上目標100万円を例に考えてみましょう。
1)100万円=訪問数×転換率×客単価
1に対して、客単価はお取り扱い商材の平均商品単価をまず入力しましょう。
今回は10,000円の客単価であると仮定します。
2)100万円=訪問数×転換率×10,000
2に対して次は転換率です。
ネットショップを開業する前に知っておいてほしいことの1つにネットショップに来訪したユーザーすべてが
商品を買うことはまずないということです。
少し悲しい現実をお伝えすることになるかもしれませんが、業界全体の平均は転換率1%と言われています。
3)100万円=訪問数×1%×10,000
3まで算出ができると、訪問数が10,000人呼ぶ必要があることが分かります。
ネットショップに呼ばなくてはいけない訪問者数が分かることで、リスティング広告等のWebプロモーションに
いくらのお金をかける必要があるのかを把握することができます。
まとめ
ネットショップを開業する前からいろいろな専門用語をすべて理解する必要はありません。
しかしながら、あらかじめ理解しておくことで不要なコストをかけずに済んだり、効率的に売上を上げて
いけることは間違いありません。
ネットショップを開業して繁盛店を作るためにも勉強する時間を設けていただくことも重要なのです。
ネットショップの開業から売上アップを目指す方へ
記事をご覧いただきありがとうございます。
今後もネットショップの運営者の方々に向けて有益な情報を配信してまいります!