ネットショップの販売方法の1つにクーポン機能がありますが、ただ
発行しているだけで目的を定めていないネットショップをよくみます。
発行するクーポンが売上に影響する集客、転換率、客単価、リピートの
どの部分に影響するものなのかを適正に定めなければなりません。
アパレル系のネットショップの場合、クーポンの発行自体はとても相性の
良い施策ですが、クーポン発行=割引になるためあまり安易に考えず
しっかりと目的を持つ必要があります。
ここでは、アパレル系のネットショップの客単価を上げるための
クーポン発行方法についてまとめていきます。
アパレル系のネットショップの客単価を上げるクーポン活用方法
ネットショップの客単価は、取り扱いの商品単価に左右されるため、
一番調整するのは難しい点になりますが、アパレル系のネットショップは
他ジャンルに比べ、併売を期待できるため客単価アップ施策を実施しやすい
ジャンルになります。
クーポンという機能を使って活用したい客単価アップ方法は以下2点がオススメです。
クーポンその1:○○円以上購入で○○円OFF
ポピュラーなクーポン内容になりますが、客単価を調整する上で
アパレル系のネットショップなら実装しておきたいクーポンです。
例えば、平均客単価が7,000円のアパレル系ネットショップの場合、
10,000円以上で1,000円OFFといった施策を実施して客単価の
底上げを狙うといった施策が良いでしょう。
1受注で見ると2,000円の差ですが、月間100受注で見た場合、200,000円の売上差が
生まれます。
クーポンその1の設定をいくらにすべきかを見る分析
実際にクーポンを設定した方が良いことは分かったけどいくらで設定することが
適正なのでしょうか?
分析方法は多々ありますが、ここでは、設定する上でさっくり参考にしたい
算出方法を記載しておきます。
平均客単価でクーポン金額を算出
上述で書いた通り、自分のネットショップの平均客単価を見たときに
平均客単価の1.2倍〜1.5倍を設定しておくと外れることは少ないです。
※商品単体の粗利を考慮して割引金額を設定してください
クーポンその2:●点以上購入で○○円OFFまたは送料無料
上記で記載した購入金額とは別軸で、購入点数で割引を行うのもアパレル系の
ネットショップでは効果的な施策となります。
クーポン機能内で実装できるのであれば、カットソーとボトムスセット購入で
割引等アイテム軸で割引にしてみても良いでしょう。
算出方法はGoogleアナリティクス等で閲覧できる平均購入個数をベースに
設定すると併売効果が期待できる良い施策になります。
まとめ
アパレル系のネットショップとしては、平均客単価が10,000円〜15,000円は
欲しいところです。
取り扱い商品によって上記のレンジに達していないのであれば、ぜひ一度
併売施策としてクーポン機能の実装を検討してみてはいかがでしょうか?
ネットショップの開業から売上アップを目指す方へ
記事をご覧いただきありがとうございます。
今後もネットショップの運営者の方々に向けて有益な情報を配信してまいります!