ネットショップの開業するときに計算しておきたい粗利の計算方法

ネットショップの開業するときに計算しておきたい粗利の計算方法

ネットショップの粗利

ネットショップを運営する際に、考えなければいけないいくらで仕入れていくらで販売するといくら儲かるのか。

副業であろうと、個人事業主であろうと法人であろうと必ず考える必要がある粗利ですが、

一般的な算出方法は以下の通りになります。

 


 

例:A商品を500円で仕入れて1000円で販売した場合

粗利=売価ー仕入値=1000ー500=500円

粗利率=100−売価÷仕入値×100=100ー500÷1000×100=50%


 

 

この粗利金額と割合を把握しておくことで集客施策や有料サービスを活用した際に目標設定をするための

指標になります。

ほとんどのケースで目標設定がどんぶり勘定のネットショップは失敗しているケースが高いです。

 

さらに言うと、ネットショップに特化した場合、上記の粗利の計算方法もどんぶり勘定ではないかと

思っております。

 

ネットショップの商売において、必ず発生するコストとして、配送コスト、梱包費等があります。

 

この配送コストと梱包費を加味して粗利を計算しておかないと、いざリスティング広告やコンサルティングを

活用した際に費用対効果が良いサービスなのかどうかを判断できなくなってしまいます。

 

とても細かい部分のお話にはなっていますが、実際に適切に収支計算をしてみたら、赤字だったというケースも

目にしてきています。

 

ネットショップを開業する前に計算しておきたい粗利の計算方法として重要な考え方を以下にまとめておきます。

ネットショップを開業するときに把握しておきたい粗利

ネットショップの粗利の計算は少し細かいくらいが丁度良いのです。

細かくしておくと、いざコストカットが課題になった際に削れる部分を明確にすることができ、

どこに問題があるのかをすぐに理解することができます。

例:A商品を500円で仕入れて1000円で販売した場合

粗利=売価ー仕入値ー配送コストー梱包費ー決済代行費等=1000ー500ー0ー100ー35=365円

粗利率=100−売価÷仕入値×100=100ー635÷1000×100=36.5%

配送コスト

配送コストとは、「●円以上で送料無料」や、「代引き手数料負担」等、商品をお客様に配送するまでに

ネットショップの運営者側で送料等のコストを負担している場合に考慮する必要があります。

梱包費

商品を配送する際のラッピングや梱包する段ボール、袋も無料ではないと思います。

1枚あたりの原価を計算し、売価から引いておく事で純利益に近い粗利を算出しておくことができます。

決済代行費

ネットショップを開業する前には少し聞き慣れないキーワードですが、自分のネットショップに実装する

決済方法としてクレジットカードやコンビニ払い等を実装する場合にカート会社を通じて契約する必要が

あるサービスになります。

クレジットカードで注文が入った際に注文額の●%といった形で手数料がかかるケースがほとんどのため

手数料分もしっかり粗利から引いておきましょう!

 

まとめ

ネットショップを開業する前に計算する粗利は配送コストと梱包、決済代行は必須で

加味するようにしましょう。

決済代行費以外の項目は、ネットショップを開業したばかりのときは少し高いケースがほとんどですが、

一ヶ月の受注数が増えてくると、大量仕入で仕入コストを下げれたり、配送会社に交渉して送料が

安くなったりします。

 

売上が上がるにつれてコストカットが必要になるため、どの部分の費用が他のネットショップに

比べて異常値なのかも他の店長さんに聞いてみたりするのも良いでしょう!!

 

ネットショップの開業から売上アップを目指す方へ

記事をご覧いただきありがとうございます。

今後もネットショップの運営者の方々に向けて有益な情報を配信してまいります!

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