これからネットショップを開業しようとしている店長さんが、一番最初にぶつかる壁が
ネットショップで取り扱う商材選びです。
ECコンサルタントとして活動していると、どんな商材が売れるんですか?とよく聞かれます。
少し矛盾した回答になってしまうかもしれませんが、どんな商品でも売れる仕掛けを作ることは
可能です。
ただ、一点だけ気にしてほしいこととすれば、商品に対する愛情、自信を持っているかどうかです。
感情論のような話になってしまってますが、実はとても本質的で商品に対して絶対的な自信を持っている
店長さんはネットショップでもれなく成功している方が多いんです。
一方で、適当に利益率が高いから、仕入れやすいから等の理由で仕入れた商品を販売しているネットショップは
半年以内にほとんど廃業している傾向にあります。
では、ネットショップをやるには商品を仕入れるのではなく、メーカーにならなければいけないのか?
答えはNoです。
仕入でも大きな成功を手に入れているネットショップをいくつも見てきています!
本記事では、ネットショップで取り扱うことをオススメしたい商材選びについて以下にまとめていきます。
ネットショップの商材を選ぶ際に気をつけたい3つのこと
商材を仕入れてネットショップを開業する場合、大きく3点のことに気をつけて商材を探してみてください!
ここで知っておいてほしいこととしては商材選びのときには儲けるということを第一優先事項にしては
いけないということです。
その1:自分の好きなジャンルの商材をネットショップで取り扱う
商材選びを行う際の最重要項目といっても過言ではないですが、やはり自分の興味関心の高いジャンルの
アイテムを取り扱うことをオススメします。
ネットショップの運営が楽しくなる等心理的な要因もありますが、ネットショップで売上を作っていくという
観点から言うと、商品ページやコンテンツページの作り込みがしやすくなるからです。
ネットショップが通販サイトとしてのみ機能する時代は終わりを迎えようとしています。
これからの時代は、コンテンツや情報の増強、質の高いページを作り続けることに意味があります。
そんなことを考えると、確実に自分の好きなジャンルの商材でないと記事を作成するどころか
商品紹介文も書けないでしょう。
その2:業界最安値を狙える商材は売れやすい
あまり本意ではありませんが、売れやすい商材の大きな特徴として業界最安値が狙える型番商品という
ゴールデンパターンがあります。
※例:CANON EOS 8000D etc
やはりいつの時代も価格比較はされるもので、安いに越した事はないのです。
また、型番商品の場合、どこで買っても同じ商品が届くという点から価格優位性の高いネットショップで
あればもれなく売れる傾向にあります。
しかし、個人事業主や副業でネットショップを開業する場合、大手ネットショップを超えるほどの利益率で
仕入れることはまず不可能なので、相応のコネクション等が必要になる手法です。
その3:誰でも仕入れられる商品は仕入れない
この考え方もいろいろなホームページで言われていることではありますが、シンプルに言ってしまうと
誰で仕入れられる商品=競合が多いのでできる限り苦労してでも自分独自の仕入ルートを探すべきです。
アリババを使って、中国製のアクセサリーを仕入れるよりも、自ら中国に行って工場見学をしながら
商材を探している方が売れています。
【ネットショップ 仕入】と検索して仕入サイトで時間をかけずにさくっと仕入れをしている方より
展示会に出向いて、自ら担当者に仕入交渉している方がやっぱり売れるのです。
まとめ
ネットショップで簡単に儲ける時代は終わりを迎えています。
これからネットショップを開業しようとしている方には少し酷な現実かもしれませんが、苦労しなければ
売れにくい時代が来ているのです。
大手ネットショップですら、コンテンツマーケティングやリッチコンテンツに注力している時代なので、
自分の好きなジャンルを自分独自の観点で汗水たらして構築していくことが重要です。
逆にもし自分の好きな商材をとことん追求した形でお店構築をしていたら、必ず
ファンがついてくるはずです。
ネットショップの開業から売上アップを目指す方へ
記事をご覧いただきありがとうございます。
今後もネットショップの運営者の方々に向けて有益な情報を配信してまいります!