SEO対策の一つとして、よく耳にするワードの一つに【ページ表示速度】という
フレーズがあることをご存知でしょうか?
よくページの表示速度は本当にSEOに影響するのかと聞かれることがございますが、
答えは「YES」です。
ですが、SEOの観点というよりも本当に意識していただきたいことは
ユーザビリティの観点において、ページの読み込み速度が遅い事はリスクを
伴うという点です。
※せっかくユーザーが検索してアクセスしてくれたのに、ページが開くのに20秒以上かかったら
離脱しますよね(笑)!?
Googleも公表しているページ表示速度とSEOの関係
Googleは2012年の時点でページの表示速度が検索結果のランキングを決定する上での
要因として考慮されることを発表しています。
ページ表示速度について、GoogleのWebスパムチーム/品質管理チームの責任者であるマット・カッツ(Matt Cutts)氏は、
もしサイトが本当に、本当に遅かったとしたら、ページのスピードをランキング要因に実際に使うと今までに言ってきた。したがって、それ以外のすべての条件が同じだったとしたら、確かにランキングが低くなることがある。
しかし、こんなふうに言うことはできる — 上下のウェブサイトを見たり同時に返されるサイトを見たりして、もしあなたのサイトが本当に本当に遅くて異常なくらいだったり、(スピードの点で)底辺に位置していたりしたら、そのときは、ページ速度が理由でランキングが低くなるとことがたしかにあるかもしれない。
と述べています。
SEOを考慮する上では、まだまだ影響度が低い内容に見えますが、
同じ対策、同じようなページ構成、同じような被リンク数といった
条件が近しい競合と比較されたときの要素として、表示速度も比較要素に
なり得るといったところでしょう!
ページの表示速度をチェックする
ここまでお読みいただいて、少しでも表示速度を改善していきたい、
そもそも自社のネットショップの表示速度を調べてみたいという方向けに
いくつかツールを記載いたします。
自社のネットショップの状況を把握を行う上で、ぜひ知識として
持っておくと便利な内容になります。
Google analyticsを使用する
https://www.google.com/intl/ja_jp/analytics/
Googleが提供している無料分析ツール「Google analytics」では分析内容の中に
ページ速度に関する内容を見る事ができます。
具体的にどのページの表示速度が遅いのかを把握し、改善すべきかを
理解することができるので、実際に利用している店長さんも多い方法です。
PageSpeed Insightsで手軽にチェック
ネットショップのお店ページの表示速度を手軽に理解する手法として
もう1つGoogleが公開しているサービスがあります。
それがPageSpeed Insightsというツールです。
このツールを使うと、自分の運営しているネットショップのドメインを
入力するとページ速度を計測してくれます。
1回の計測でモバイル版サイトとPCサイト双方のチェックを行ってくれるので、
自社サイトの診断をおおまかに把握し問題点を掴みたい場合に、とても使い勝手の良い
ツールになります。
ページの表示速度まとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
ページの表示速度の確認方法、重要性をお話してきましたが、
修正、改善に関してはなかなかの労力がかかります。
※今後修正方法の記事も書いていきます!!
ページの表示速度の改善は、ECサイトにおいて以下のような
メリットをもたらす重要な要素になります。
- コンバージョン率の最適化
- ユーザー・エクスペリエンスの改善
- ランキングの向上
引用:http://www.seohacks.net/basic/qa/pagespeed_seo/
検索順位向上のみにとらわれることなく、売上アップの施策として
ぜひチェックしていきましょう!
ネットショップの開業から売上アップを目指す方へ
記事をご覧いただきありがとうございます。
今後もネットショップの運営者の方々に向けて有益な情報を配信してまいります!