日々のネットショップ運営の中で、競合サイトを意識した運営をしている店長さんが多いのではない
でしょうか?
自社のネットショップの集客や戦略を考える上で、競合サイトのアクセスが見れたらいいなと思うことが
多々あると思います。
すべてのアクセス状況とまではいきませんが、流入キーワードやリスティング広告に関して、参照サイト等を
閲覧できるツールがあるのをご存知でしょうか?
そのツールが【similar web】というものになります。
similar webには無料版と有料版があり簡単な分析であれば、無料のもので問題ないのですが、
ツールの特性上ある一定のトラフィックがないと計測ができない仕様のようです。
similar web無料版を使ってみよう
1)まずはサイトへアクセスしよう→similarweb無料版
2)ページ中段にある検索窓に競合ネットショップのURLを入力しよう
すると、以下のような簡易版のアクセス分析結果ページを見る事ができます。
※入力したネットショップ名は伏せさせていただきます。
無料版ではあるものの、見れる指標は比較的多く以下の情報を参照することができます。
Referrals:参照元サイト
Search:検索エンジン経由キーワード(リスティング広告含む)
Social:SNS経由の内訳
Display Advertising:ディスプレイ広告の割合
Audience Interests:アクセスユーザーの興味関心の傾向
Similar Sites:競合サイト候補
競合ネットショップの検索キーワードから学ぶ
similar webを活用することで、競合ネットショップの流入キーワードを知る事ができるため、自社の
ネットショップのリスティング広告のキーワード見直しや、SEO対策しておきたいキーワードを見直すことが
できます。
競合ネットショップのSNS活用状況を知る
数多くのSNSを多様することは面を広げる上でとても重要ですが、お取り扱いの商材によってどのSNSを
強化していくべきなのかを把握しておくことが大事になります。
競合ネットショップの流入元としてFacebook経由が多い=自社のネットショップのターゲットは
Facebookに多い可能性が高いという仮説を立てることもできます。
また、競合ネットショップがどのような投稿をしているのかも合わせてチェックしておくとユーザーに合った
情報配信の精度が上がります。
競合ネットショップの参照元サイトから施策を探る
競合ネットショップのアクセス元を見た際に特定のサイトからの来訪が多い場合、広告枠を購入しているか、
アフィリエイト広告等を実施しているかを疑う必要があります。
自社のネットショップがプロモーションを何も実施していなかった場合、競合のプロモーションを元に
自社でのPR施策を模索することができます。
まとめ
競合のネットショップのアクセス状況を分析できる「similar web」についてまとめてきました。
さらに高度な分析を行いたい場合、有料版の導入を検討してみてはいかがでしょうか?
業界の分析を行うことはネットショップの売上アップを目指していく上で大変重要になります。
いろんなツールを活用して業界、市場の状況を把握するようにしていきましょう。
ネットショップの開業から売上アップを目指す方へ
記事をご覧いただきありがとうございます。
今後もネットショップの運営者の方々に向けて有益な情報を配信してまいります!