プロが教えるネットショップの梱包資材の選び方

プロが教えるネットショップの梱包資材の選び方

ネットショップの梱包資材

ネットショップの接客はページだけで完結するものではありません。

メールマガジンやダイレクトメールによるリピート対策はみなさん努力する傾向にありますが、意外と見落としがちなのが、商品の梱包です。

やっぱり商品を買って、家に届いたときにきれいで丁寧な梱包が施されて商品が手元にきたら嬉しいですよね?なので、ネットショップにおいて梱包資材の選定はとても大事になります。

とはいえ、、、コストはできるだけ抑えていかなければ、利益を出す事ができませんので、売れるネットショップにするための梱包資材の選定方法を紹介していきます。

ネットショップの梱包資材を探し出すコツ

梱包資材を探す、選定するときに重要なのはただやみくもに探してもダメということです。

ここで知っておきたいのはPDCA(計画、実行、評価、改善)を繰り返して最終的に自社特有の梱包を完成させるという考え方で実施していくべきという点です。

PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。 Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善すること。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/PDCA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB

その1:競合のネットショップ3店舗で商品を買ってみる

自分が開業しようとしている、または既に運営しているネットショップで取り扱っている商材と同様の商材をお取り扱いの競合ネットショップで実際に商品を購入してみましょう。

他のネットショップがどういう思いで商品配送しているのか、思い入れ、こだわりはどういったところにあるのか情報を一気に収集することができます。

競合の梱包へのこだわりをベースに自分のネットショップでどこを差別化できるかという計画を立てやすくなりますのでこのフローはぜひ実践しておきましょう。また、1店舗だと情報として希薄になるため、最低3店舗購入してみると良いと思います。

その2:競合を元に安価な梱包資材で運営してみる

競合のネットショップで商品を購入したのは、計画を立てるためと梱包資材として最低限必要なものを把握するために利用してその上で最低限必要な梱包資材を洗い出しましょう。

運営初期から、完成系の梱包を作る事はほぼ不可能なので、まずやってみる!これに尽きます!!!

売上が思うように立っていない時期に梱包資材にお金をかけてしまっては意味がないので、まず以下のような激安の梱包資材ショップで「最低限+自社の強みを1つ組み込めれば尚良し」の梱包を揃えて運営開始してみましょう。

ネットショップの梱包資材が買えるショップ

アスクル:事業の事務用品と言えば鉄板のアスクル!配送が早いし、取り扱いアイテム数も多いので安心して購入できます。また、小ロットから激安で買えるのでネットショップ向きです。

梅花堂:梱包剤・緩衝材専門のネットショップ。スピーディーな取引ができ小ロットから仕入れることができるためネットショップの店長としてはとても使いやすいサイトです。

Amazon(梱包材特集):天下のAmazonが組んでいる梱包材特集。言うまでもなく安心して取引ができる。

ストアエキスプレス:店舗用品を総合的に取り扱うショップ。実店舗メインでの商品展開だがネットショップにも活用できる商品が多数あるので、とても使いやすい。

その3:お客様の声を元に改善を繰り返す

最低限の梱包資材で運営をしていくと、お客様からいろいろな要望をいただくことがでてくるはずです。

「納品書が出しづらい」や「もっと商品を出すときのテープをはがしやすいものにしてほしい」、「梱包をもう少し可愛くできないのか」等たまにメンタルがやられてしまうようなひとことをもらうこともあるかと思います。

ですが、それらお客さんの声すべてが市場の声です。

これらの声に応えるために実行に移し、さらに計画に結びつけることであなたのネットショップ独自の梱包を作り上げることができます。

梱包改善の参考例

・「納品書が出しづらい」→納品書を別の封筒に入れるように改善

・「もっと商品を出すときのテープをはがしやすいものにしてほしい」→テープの改善は難しかったため、梱包する際のガムテープの角を折り曲げてはがしやすくなるよう配慮

・「梱包をもっと可愛く」→男性、女性の注文で分けて外側のラッピングカラーを変更

 

まとめ

ネットショップにおける梱包の重要性をご理解いただけましたでしょうか?

大手メーカーさんや大企業になればなるほど梱包部分は外注してしまったり、仕組み化してしまいがいなものですので個人事業は差別化しやすいポイントになります。

手間がかかるものなので、できるだけラクな形を求めてしまいがちですが、ぜひ売上アップのためにあえて手間がかかる選択を検討してみてください!!

ネットショップの開業から売上アップを目指す方へ

記事をご覧いただきありがとうございます。

今後もネットショップの運営者の方々に向けて有益な情報を配信してまいります!

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