ネットショップを開業したばかりの店長さんは、お店ページ作りばかりに注力してしまっていて、
土台部分の基盤がしっかり整備できていないケースがかなりの割合であります。
その中で、重要な土台の1つにネットショップのショッピングカートで利用できる【決済方法】が
あります。
近年では、数多くの決済方法が存在しますが、ネットショップにおいては、売れるノウハウとしてある1つの
ルールが存在します。
それは、決済方法は可能な限り充実させておくことです。
引用:http://www.netprotections.com/
後払い決済を提供しているネットプロテクションズにて上記のようなアンケートを実施したそうです。
その結果、希望する決済がなかった場合、73,7%が離脱するという統計になっています。
したがって、ネットショップを運営する上で、売上最大化を図る施策として決済方法の充実化はとても重要で
あると言えます。
では、どんな決済方法を準備させれば良いのでしょうか?優先順位はあるのか?
ここでは、最低限準備しておきたい、利用率の高い決済方法をご紹介しておきます。
利用割合から考えたネットショップに入れておきたい決済方法
ネットショップの基礎として決済方法をたくさん入れた方が良いと言っても、優先順位はないのかとよく
ご相談をいただきます。
優先順位と言ってしまうと語弊がありますが、利用ユーザーの多い決済はもれなく売上の影響度という観点から
必然的に優先すべき内容となります。
ここではどんな商材のネットショップでも実装しておきたい5つの決済方法を見ていきます。
決済方法その1:クレジットカード決済
ネットショップの決済の中で一番利用率が高いのがクレジットカード決済です。
1つの統計では約6〜7割のユーザーがクレジットカード決済を利用すると言われておりますので、
VISA、MASTER、AMEX、DINERS等可能な限りすべて実装しておきたいところです。
決済方法その2:後払い決済
ネットショップという信用が大きく関わる商売の場合、初回購入の壁は大きいものです。
そのため、後払い決済という商品到着後のお支払い方法を実装することで、ユーザーの心配、不安を
最小限にすることができます。
利用ユーザーはクレジットカード決済ほどではないですが、近年伸びておりグルメ系ネットショップで
実装しただけで売上が15%アップしたという経験もあります。
決済方法その3:銀行振込
ほとんどのネットショップで実装されている決済方法ですが、日本という国においては銀行振込は、
利用率第3位の決済方法になります。
そのため、運用体制上、実装できない等の理由がある場合、体制を整えてでも利用できるようにすべきです。
決済方法その4:代金引換
代金引換も銀行振込と同様にほとんどのネットショップで実装されていますが、利用率第2位の決済方法に
なりますので、利用できるようにしておきたい決済方法です。
商品受け取り拒否等の観点から実装していないネットショップをたまに見かけますが機会損失の割合を考えると
実装しておいて損はないはずです。
決済方法その5:コンビニ決済
利用率という観点から見ると上記4種類の決済に比べると少ないですが、コンビニ決済のニーズも
少なからずあるというのが現状です。
また、コンビニ決済には「払込表ハガキ」と「番号端末を入力」の2パターンの決済がありますので、
どちらかは実装しておきたいところです。
商材によりますが、購入者の年齢層が高い場合、ハガキによる払込表の方がニーズが高いことがあります。
まとめ
5種類の決済方法の導入についてお話してきましたが、まだ実装しきれていない決済はありましたでしょうか?
ネットショップのおいて、離脱、機会損失は防いでいきたい要件になりますので、お店ページ以前の土台部分で
解消できる要因はしっかり解消していきましょう。
ネットショップの開業から売上アップを目指す方へ
記事をご覧いただきありがとうございます。
今後もネットショップの運営者の方々に向けて有益な情報を配信してまいります!