リスティング広告の運用をやる前に知っておきたい2つの目標設定

リスティング広告の運用をやる前に知っておきたい2つの目標設定

ネットショップの集客といえば、一世代前は口をそろえて

SEOでしたが、時代の変化によって今ではリスティング広告が

集客方法の当然の施策になってきています。

 

リスティング広告枠

 

リスティング広告を運営する上では、Google adwords(グーグルアドワーズ)や

Yahoo!プロモーション広告を利用しますが、初心者の方が着手するには

なかなか難しいのも現状です。

 

ご自身で独学で勉強して運営する方もいれば、運営代行会社に集客自体を任せてしまう

ショップ等様々ですが、売れているネットショップではほとんどのケースでリスティング広告を

実施しています。

 

リスティング広告の目標設定

 

無料で実施ができるSEO対策と違って、リスティング広告はクリック課金(CPC)式のため、

広告経由で送客した数に応じて料金が発生します。

料金が発生する場合、ネットショップの店長さんが気にするのは、費用対効果です。

お金をかけて広告を出しているのだから、どのような成果が出ているのか、

実際にリスティング広告は、自社のサイトに合った集客なのかをしっかり知ることが

大切です。

 

リスティング広告の効果測定:CPA(獲得単価)

効果測定をしていく上で、1つ目の指標はCPA(獲得単価)になります。

これは、1注文あたりを獲得するのにいくらかかったかというのが広告成果になります。

このCPAが重要になるのは、主としてリピートしうる商品をお取り扱いのネットショップです。

 

例:粗利50%で売価5000円の化粧品をお取り扱いの場合

リピート商材

上記の例文だけみると、獲得単価2500円以下でCPAの目標を設定しないと赤字になります。

よってCPA2500円で設定してリピートで利益を出していくといった考え方ができます。

※厳密にはLTVという考え方で顧客の生涯価値を出すとより明確なCPA設定が可能です

 

リスティング広告の効果測定:ROAS(費用対効果)

リスティング広告のもう1つの効果測定指標としては、ROAS(費用対効果)が

あります。

ネットショップを運営する場合、多くは売上アップを目的として集客を行いますので、

この指標もとても大切です。

 

今までいろんな店舗さんとお話してきましたが、広告経由で何件売れたか把握している店長は

多いのですが、いくら売れたか把握してない店長が多いです。

 

例:粗利50%で売価10000円のメンズファッションをお取り扱いの場合

メンズファッション

上記の例の場合、1件売れると5000円の利益がでます。

仮に広告費を10万円かけた場合、ROAS(費用対効果)200%を切ってしまうと

赤字になります。

したがって最低ラインの目標を200%に設定してその数値より良い成果が出た場合、

利益となります。

 

目標設定に関するまとめ

リスティング広告の目標設定ROAS、CPAについてご理解いただけましたでしょうか?

最後に適正な目標設定の参考にしていただくためにも商材別に指標としたい目標を

記載します。

【一例】

ファッション系:ROAS

美容、コスメ:CPA

家電、インテリア:ROAS

etc

 

上記はほんの一例ですが、一般に客単価10000円以下でリピート性が

高いものはCPA、10000円以上の客単価でリピートサイクルが高頻度でないものは

ROASにするといったルールにすると分かりやすいかと思います。

ぜひ皆さんのリスティング広告の運用改善を行う上で目標設定を行っていきましょう!

 

 

ネットショップの開業から売上アップを目指す方へ

記事をご覧いただきありがとうございます。

今後もネットショップの運営者の方々に向けて有益な情報を配信してまいります!

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